まずは伝統的なバソンの香り高い往年の名手達の演奏を集めてみました。 入手し難いものも含まれますがご容赦下さい。
新しい録音、現役の国内盤も徐々に追加して参ります。

アンリ・エレール  モーリス・アラール  "ポール・オンニュ  ルネ・プレシエ  ジェラール・フザンディエ  ジルベール・オダン  ローラン・ルフェーブル  ガエル・アベール  セシル・ジェイムス  ジャン・ルーシェ 

C D バソン奏者 主な収録曲 コメント

アンリ・エレール
Henri Helearts
ヴィヴァルディ:
バソン協奏曲 イ短調 RV 497

同:
バソン協奏曲 二短調 RV 481
アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団によるバロック協奏曲集。

当時のバソンでなれけば決して描き得ない魅惑のヴィヴァルディです。
アンリ・エレール
Henri Helearts
ウェーバー:
バソン協奏曲 ヘ長調 Op. 75
アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団によるウェーバー序曲集にフィルアップ。

慌てず騒がず落着いた雰囲気の中、大らかに歌われる美しいメロディーが印象的です。
アンリ・エレール
Henri Helearts

モーツァルト:
セレナード第10番 変ロ長調 KV 361
「グラン・パルティータ」
アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団による 貴重なモーツァルト録音の一つ。

貴重なフランス系奏者による「グラン・パルティータ」録音の一つです。
アンリ・エレール
Henri Helearts
ストラヴィンスキー:
兵士の物語
ジャン・コクトーが語り手として参加したイーゴリ・マルケヴィチの指揮による歴史的名盤。

どこまでも作品と一体化しながら底光りするような 存在感を放つ見事なバソンです。
アンリ・エレール
Henri Helearts
モーツァルト:
バソン協奏曲 変ロ長調 KV 191
アンソニー・コリンズ&ロンドン交響楽団によるモーツァルトの協奏曲集に収録。
ハイFまで出てくるアグレッシヴなカデンツァは迫力満点!必聴です。
ECD_88009
ECD 88009
モーリス・アラール
Maurice Allard
ヴィヴァルディ:
バソン協奏曲 ホ短調 RV 484
クラウディオ・シモーネ&イ・ソリスティ・ヴェネティ によるヴィヴァルディの種々の協奏曲を集めた一枚の中に収録。
同楽団とのバソン協奏曲集よりも少しだけ前の録音。

ヴィヴァルディのバソン協奏曲の中でも特に 旋律の美しさが際立つ魅力作の圧倒的名演です。
B15D_39192
B15D-39192
モーリス・アラール
Maurice Allard
ヴィヴァルディ:
バソン協奏曲 変ロ長調 RV 501
バソン協奏曲 イ短調 RV 497
バソン協奏曲 ヘ長調 RV488
バソン協奏曲 イ短調 RV498
バソン協奏曲 変ロ長調 RV503
クラウディオ・シモーネ&イ・ソリスティ・ヴェネティとのバソン協奏曲集。小山会長が通奏低音で参加。

上記ホ短調と併せ、ヴィヴァルディが残したバソン協奏曲の最上級の演奏です。
モーリス・アラール
Maurice Allard
サン=サーンス:
バソン・ソナタ Op. 168
サン=サーンスの管楽器のためのソロ作品集の中に収録。

作品と演奏の完全なる融合。正に神業、世界遺産級の録音です。
イヴ・ド
Yves d'Hau

アモリ・ヴァレーズ
Amaury Wallez


(彼らはその後ファゴットに転向)
グノー:
9つの管楽器のための小交響曲
以前はダンディの「シャンソンとダンス」全曲と 併せ、一枚物として扱われていました。

この曲の最高の演奏でしょう。フランスの管楽 アンサンブル本来の魅力を極上のアナログ録 音で満喫できます。
モーリス・アラール
Maurice Allard
プーランク:
ピアノ、オーボエ、バソンのためのトリオ
作曲者自身がピアノを弾いた貴重な録音。

併録のランパルによるフルート・ソナタと共に作品の代名詞とも言える究極の名演です。
モーリス・アラール
Maurice Allard
ジョリヴェ:
バソン協奏曲
作曲者が録音に参加したジョリヴェ作品集成の中に収録。

こちらもこの曲の代名詞的録音。圧倒的な説得力をもつ空前絶後の名演です。
モーリス・アラール
Maurice Allard
モーツァルト:
バソン協奏曲 変ロ長調 KV 191
何故か通常よりオクターブ低く奏されるホルン によってオーケストラの響きが重苦しくなって いるのが何とも残念なCD。

ソロは超名演。流麗かつ深淵。カデンツァで 放射されるパワーには圧倒されます。
モーリス・アラール
Maurice Allard

ロジェ・デュポン
Roger Dupont
J. S. バッハ:
フーガの技法 BWV 1080
室内オーケストラ編成によるフーガの技法。

全てを超越したような神々しいバソン。そこにはただただ音楽が在るのみです。
ポール・オンニュ
Paul Hongne
テレマン:
バソン・ソナタ へ短調

ヴィヴァルディ:
フルート、バソン、クラヴサンのためのソナタ イ短調

ハイドン:
ロンドン・トリオ 第1番

一世を風靡したパリ・バロック・アンサンブルの来日時、 東京におけるスタジオ録音。

眩しいほどに光輝いて見えたと伝えられる来日公演のステージを偲ばせる貴重な音源です。
ポール・オンニュ
Paul Hongne
ウェーバー:
バソン協奏曲 ヘ長調 Op. 75
バンベルク交響楽団によるウェーバーの序曲集、協奏曲集に収録。

華やかに、軽やかに、音楽がひたすら外に向って開放されて行く吹奏は圧巻です。
ポール・オンニュ
Paul Hongne
モーツァルト:
ピアノと管楽器のための五重奏曲
変ホ長調 KV 452
「リリー・クラウスの芸術」シリーズ中の一枚。

モーツァルト弾きとして有名であったリリー・クラウスとオンニュ等フランス木管五重奏団のメンバーが描き出す魅惑の世界、他では絶対に聴き得ません。
ポール・オンニュ
Paul Hongne
モーツァルト:
ディヴェルティメント KV Anh 229
オーボエ、クラリネット、バソンのトリオによるディヴェルティメント集。

ピエルロ、ランスロ、オンニュが奏する無限の愉悦。モーツァルトの喜遊曲というのは正にこういう音楽なのでしょう。
GD-2043
GD-2043
ポール・オンニュ
Paul Hongne

ヴィヴァルディ:
バソン協奏曲 変ロ長調 「夜」

コレット:
四本のバソンのための協奏曲

モーツァルト:
バソン協奏曲 変ロ長調 KV 191

ウェーバー:
バソン協奏曲 ヘ長調 Op. 75
オンニュの1950年代の録音を集めたCD。ステレオで聴ける後年の味わいとはまた違った、 より柔軟で躍動感溢れる演奏は大変に貴重です。

会長のお気に入りで推薦されたウェーバーはこのCDで聴くことができます。
OSSIA_1001
OSSIA 1001/2
ポール・オンニュ
Paul Hongne

アンドレ・センダ
Andre Sennedat


(センダ氏は後にファゴットに転向)
モーツァルト:
セレナード第10番 変ロ長調 KV 361
「グラン・パルティータ」

同:
セレナード第11番 変ホ長調 KV 375

同:
セレナード第12番 ハ短調 KV 388

フランス木管五重奏団のメンバーが中心となって録音された管楽器のためのセレナード集。
何とランパルが指揮をしています。

パリ・バロック・アンサンブルのロベール・ヴェイロン=ラクロワがピアノを担当したピアノ五重奏曲などもも収録されています。

もはやに完全に失われてしまったフランスの管楽アンサンブルならではの響き。何とも貴重なモーツァルト演奏です。
ポール・オンニュ
Paul Hongne
ロッシーニ:
管楽四重奏曲
フランス木管五重奏団のメンバーによる演奏。

これほどまでに粋なロッシーニは他では聴けません。フランスが「管楽器王国」と言われていた時代を象徴するような録音です。
7243_5_85225_2_5
7243 5 85225 2 5
ルネ・プレシエ
René Plessier
モーツァルト:
ピアノと管楽器のための五重奏曲
変ホ長調 KV 452

プーランク:
ピアノと管楽器のための六重奏曲

フランセ:
木管五重奏曲

黄金期のフランス国立放送管弦楽団のメンバーによる五重奏団。
 
香り高い伝統的なフランスの響きとキリッと引き締まったアンサンブルで木管合奏の代表的な作品の数々が楽しめる貴重な録音です。ジャン・フランセのピアノも必聴です。
ジェラール・フザンディエ
Gérard Faisandier
プーランク:
ピアノと管楽器のための六重奏曲

同:
ピアノ、オーボエ、バソンのためのトリオ

EMIのプーランク室内楽全集に収められたパリ木管五重奏団のメンバーによる演奏。

いかにもフランス的な演奏者の妙技にパリッと乾いた録音。ジャケットにミュシャの絵をあしらったかつての廉価盤LPでプーランクの音楽を擦り込まれた人も多いのではないでしょうか?
13.288-2
13.288-2
ジェラール・フザンディエ
Gérard Faisandier
イベール:
三つの小品

同:
トリオのための五つの小品
パリ木管五重奏団のメンバーによる演奏。

本質的にディヴェルティスマンの作曲家、イベールの作品はこういう演奏でこそ堪能できる、と言うべきでしょう。
SUNRISE_85402
SUNRISE_85402
ジルベール・オダン
Gilbert Audin
低音管綺想曲
台湾の作曲家、蔡盛通による木管楽器のためのソロ作品集の中の一曲。

中国風の楽しい曲想に乗ってバソンが所狭しと縦横無尽に駆け巡ります。
ジルベール・オダン
Gilbert Audin
モーツァルト:
バソン協奏曲 変ロ長調 KV 191
パイヤール室内管弦楽団によるモーツァルトの協奏曲集に収録。

現代のバソンを象徴するような丸く柔らかい音色。オダン氏ならではの超絶技巧に彩られた完成度の高いカデンツァは必聴です。
ジルベール・オダン
Gilbert Audin
プーランク:
ピアノ、オーボエ、バソンのためのトリオ

同:
クラリネットとバソンのためのソナタ

同:
ピアノと管楽器のための六重奏曲
フルートのパユ、オーボエのル・ルー等が参加したプーランクの室内楽全集。

世界の木管界をリードするトッププレーヤー達による現代のスタンダードとも言うべき貫禄の演奏です。

PV7971112
PV7971112
ジルベール・オダン
Gilbert Audin
ロッシーニ::
管楽四重奏曲

クラリネットのミシェル・アリニョンが加わったパリ四重奏団による演奏。

オンニュ達のエラート盤に含まれなかった第2番と第3番が、現代フランスを代表する名手達の演奏で聴くことができるのは何とも幸せです。

KKCC-369
KKCC-369
ローラン・ルフェーブル
Laurent Lefèvre

ジャン=フランソワ・デュケノワ
Jean-François Duquesnoy
(ルフェーブル氏は後にファゴットに転向)
(デュケノワ氏もその後にファゴットに転向)
ベートーヴェン:
八重奏曲 OP. 103

モーツァルト:
セレナード KV388

同:
セレナード KV375
パリ・バスチーユ八重奏団による管楽八重奏曲集。

柔らかく溶け合う音色と精度の高い緊密なアンサンブル。新世代のフランスの管楽合奏を象徴するような演奏です。
ローラン・ルフェーブル
Laurent Lefèvre
(ルフェーブル氏は後にファゴットに転向)
プーランク:
ピアノ、オーボエ、バソンのためのトリオ

同:
ピアノと管楽器のための六重奏曲
全5巻に及ぶNAXOSのプーランクの室内楽全集より。

パリ・オペラ座やフランス国立管等のメンバーによる演奏。いかにも若い世代らしいアンサンブルの切れ味と共に、フランスのローカル色が微かな残り香のように感じられる快演です。
QM7006
QM7006
ローラン・ルフェーブル
Laurent Lefèvre
(ルフェーブル氏は後にファゴットに転向)
R. シュトラウス:
デュエット・コンチェルティーノ

R. シュトラウスが晩年に残したクラリネットとバスーンの独奏を伴う作品。

この何とも美しい佳曲のバソンによる貴重な録音です。
B00009L819
B00009L819
ローラン・ルフェーブル
Laurent Lefèvre
(ルフェーブル氏は後にファゴットに転向)
ドゥヴィエンヌ:
バソンと弦楽のための四重奏曲


バソンを主役としたドゥヴィエンヌの室内楽曲集。

極めてファゴットに接近した音色ながら、この奏者の稀有な技術と歌心溢れるプレイを聴くことができます。
N_67021
N_67021
ガエル・アベール
Gaëlle Habert
ボヘミアの作曲家による
20世紀の木管五重奏曲集(全4曲)

ミュンヘン国際コンクール優勝のアキロン五重奏団(Quintette Aquilon)、全員女性の木管五重奏団による演奏。バソン奏者はフランス国立ロワール管弦楽団の首席。

ドヴォルザークを連想させる親しみ易いものからいかにも20世紀風のスパイスの効いたものまで。バソンは今風の精確な技術でアンサンブルを支えます。
REF_070_140
REF_070_140
ガエル・アベール
Gaëlle Habert
トマジ:
宗教的と世俗的な五つの舞曲

イベール:
三つの小品

フランセ:
木管五重奏曲第一番


アキロン五重奏団による一作目となるフランス音楽集。(当録音時のホルンは男性)

これらの作品が持つ性格が故でしょう、バソンのテクニックの冴えがより一層際立ちます。比較的珍しいトマジの作品での緊密なアンサンブルは特に印象的です。
SBT_1091
SBT 1091
セシル・ジェイムス
Cecil James
モーツァルト:
ピアノと管楽器のための五重奏曲

ベートーヴェン:
ピアノと管楽器のための五重奏曲

モーツァルト:
管楽器のための協奏交響曲

英国楽壇にあって最後までバソンを吹き続けた往年のフィルハーモア管弦楽団の首席。
伝説的ホルン奏者、デニス・ブレイン等との演奏。

過度な表情付けやビブラートを廃した現在ではすっかり主流となったスタイルの先駆的演奏ですが、強烈な個性もつ偉大なプレーヤー達による抑制の美学の味わいは格別です。
SBT_1180
SBT 1180
セシル・ジェイムス
Cecil James
モーツァルト:
セレナード KV375

同:
セレナード KV388

ドヴォルザーク:
セレナード Op. 44

当時のロンドンのトッププレーヤー達が集まった管楽アンサンブル。

半世紀以上も前の演奏とは信じ難いモダンで瑞々しいモーツァルトも然ることながら、 豪華なメンバーによるドヴォルザークの管楽セレナードは何とも貴重です。
GDCL-0067
GDCL-0067
ジャン・ルーシェ
Jean Louchez
モーツァルト:
バソン協奏曲 変ロ長調 KV 191

ウェーバー:
アンダンテとハンガリー風ロンド Op. 35

ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団やコロンヌ管弦楽団で活躍したジャン・ルーシェのソロ演奏。古いセルマーの音色を楽しむことができる珍しい録音です。

なお一緒に収録されているルシアン・テーヴェのコル(cor)の演奏はどれも絶品です。